町内会の班長って結構めんどくさくない?
うちは共働きだから特に大変!
働いてると時間がなかなか取れないけど、夫婦で協力しながらやってるよ~
この様に感じているご家庭も多いのではないでしょうか?
いや~正直、結構大変ですよね!
もちろん班長が大切だということは理解していますが、共働きや子育て中には負担が掛かることも事実…
この記事を読むとわかること
- 町内会の班長がめんどくさい理由
- 班長は断っても良いのか
- 共働きで班長をやってきた我が家の体験談
- 班長になるメリット
共働きの我が家が、今までに2回町内会の班長をしてきた体験談をご紹介していきます。
どなたかの参考になれば幸いです。
町内会の班長はめんどくさい?
- 班長は持ち回りでやってくる
- 集金と回覧板の回収が手間
- 総会などの集まりに出席しなければいけない
なぜ班長はめんどくさいと感じるのか?
我が家の体験から考察したところ…
これらが私の体験から感じたことです。
正直なところ、めんどくさいのが本音……
また班長が回ってくるのかぁ…と思ってしまうよね。
「班長」という言葉を聞くだけで、めんどくさいと感じてしまう方は多いはず!
我が家は現在の場所に引っ越してきて11年目になりますが、その間2回班長を経験しました。
それでは細かく見ていきましょう。
班長は持ち回り
我が家の町内では、班長は持ち回りになっています。
持ち回りとは、仕事などを、関係する人たちみんなで順にすること。
私の班は10件あるので、班長が回ってくるのは10年に1回!
いやちょっと待って!高齢化が進んでいて、班長できない人が増えてるよ。
そうなのです。
私の班では高齢化が進み、班長を辞退する方が増えています。
なので、班長は思ったより早く回ってくるのが現実。
地域によってはくじ引きや指名制のところもあるみたいだよ!
班長の決め方は町内によって差があると思いますが、知る限りでは持ち回りが多いのではないでしょうか。
主な仕事は集金と回覧板の回収
班長になって最初の仕事は町内会費の集金!そして、回覧板を回収する仕事です。
班長の仕事で代表的なものが、会費の集金と回覧板の回収ではないでしょうか?
私は、お金を集める仕事が一番大変だと感じています。
町内会費は全世帯集めると大きな額になるし、お金っていうだけで気を遣うよね!
私は計算が苦手なので、集金に行く時には計算機を持参!
絶対に間違えないように神経遣ってます。
ちなみにうちの町内会費は一月400円!
1年分をまとめて集金するよ。
*町内会費の値段や、集金方法は町内会によってちがいます。
そして、もう一つの主な仕事は回覧板の管理!
以上のことに気を付けながら回覧板を管理しています。
集まりへの参加
班長は定期的に総会や会議があり、出席しなければなりません。
私の住んでいる地域はコロナ禍により、班長出席の会議は数年前からありません。
班長としては集まりがないのはとても楽ですよね。
コロナが流行る前に班長をした時は、3月に総会がありました。
その頃は子どもが小さかった為、総会は欠席させて頂きました。
共働きで小さい子どもがいる場合は出席が厳しいなぁと感じたのは事実です。
一般的な集まりは、
- 班長会議
- 連絡会
- 総会
などの名称で行っているようです。
以上が、私の体験から感じた「班長がめんどくさいなぁ…」と感じた内容です。
班長を断るのはあり?
結論から言うと、班長を断るご家庭もあるようです。
理由としては、
- 共働きで忙しく関わる時間が持てない
- 子どもが小さくて難しい
- 高齢で任務が果たせない
私の地域で一番多い理由は、③高齢で任務が果たせないです。
こちらに関しては致し方ないと感じます。
高齢の方が集金に回ることはとっても大変です。
今まで班長の任務を果たしてくれていたから、次は動ける人で支えていこう!
と私は思います。
また、共働き世帯や子供が小さいご家庭も本当に大変だと思います。
我が家も同じ境遇ではありますし、気持ちは痛いほどわかります。
班長を断る理由にはそれぞれの想いがあると思います。
各家庭の状況も考慮しながら、みんなで支えあえる地域になると良いですよね。
共働きで両立してきた我が家の体験と対策
- 班長の挨拶は妻が担当
- 町内会費の集金は夕方が効率的
- 回覧板の所在を確認
- 町内行事は出来る範囲で参加
こちらが共働きで両立してきた我が家の体験と対策になります。
共働きでも仕事と子育て、町内会の両立はできたよ。
「めんどくさい…」という感情はあるものの、住みやすい地域を作ることも大切だと思っています。
なぜなら、我が家は家を購入しずっとここで暮らしていく予定だからです。
そこで我が家の体験と、班長をする際の対策を細かくご紹介していきます。
班長の挨拶は妻が担当
班長になって初めての任務が挨拶に伺うこと!*町内会費の集金も同時にしています。
我が家は夫の帰宅が遅いこともあり、妻である私が挨拶周りをしました。
引っ越してきた次の年に順番が回ってきて、よくわからないまま班長をすることに…
その時子どもはまだ1歳。
子どもを連れて集金に行くのが大変だったことを覚えているよ!
共働きの場合、平日は遅い時間になってしまいますよね。
ですが、町内に住んでいる方もお仕事をされていて、遅い時間じゃないと会えない場合があります。
夕方18時~19時ころを目掛けて伺ったよ。
10件分の挨拶は大変でしたが、挨拶をすることでどんな人が住んでいるかを知ることが出来て安心しました。
町内会費の集金は夕方が効率的
夕方だと、仕事をしているご家庭でも帰宅されていることが多いです。
なので1回の訪問で集金が終わるのでとても効率的です!
何度か早めの時間に伺ったこともありますが、意外と留守にしている場合も多いんですよね。
小さい子どもがいると、何度も足を運ぶのは大変です。
なので、夕方の訪問で集金することがおすすめです。
回覧板の所在を確認
回覧板が戻ってこない時には、どこで止まっているのかを確認する。
一度だけ、回覧板が戻ってこなかったことがあります。
その時にしたことは、回した順番に自宅訪問して回覧したかを確認しました。
すると、2件目で止まっていることが判明!
なぜ止まっていたかと言うと…
認知症のある一人暮らしの高齢者だったの。
チャイムを鳴らしても耳が遠くて聞こえなく、出てきてもらえない…
窓から中を覗いてみると、テーブルの上に回覧板が!!
でもどうする事も出来ないので、数日間訪問しました。
そのうち、回覧板が家に戻ってきたよ!
近隣の方の話によると、息子さんの車が来ていたので回覧板に気づいたのではないか?とのこと。
とりあえず一件落着しましたが、この様なケースもあることを皆さんにお伝えしておきます。
町内行事は出来る範囲で参加
コロナ禍であったこともあり、町内行事は殆ど中止に…
私が班長を2回務めたうちで行った行事は、町内のゴミ拾いのみでした。
コロナ禍になる前はお花見やジンギスカン、婦人部で日帰り温泉などの行事をしていました。
現在もそのような活動は中止のままなので、班長だからと参加する行事はなしです。
行事が復活すると、班長は参加を依頼されるようですが、共働きの我が家はできる範囲で協力していこうと思っています。
班長になるメリット
- 回覧状況で、住民の安否が確認できる
- 集金に伺うことで、町内の人と接点がもてる
こちらが2回の班長の経験を経て、私が感じたメリットです!
班長をしていなければ、隣人以外の町内の人と関わる機会は殆どありません。
隣人の方にも挨拶程度であったり、現在は希薄な関わりになることが多いのではないでしょうか?
ここで、班長になるメリットをご紹介していきます。
住民の安否確認ができる
集金や回覧状況で異変に気付くことができる。
実際に私が班長になって体験したお話をします。
挨拶と集金を兼ねて隣の家を訪問しましたが、音沙汰なし。
高齢の一人暮らしの男性で、普段から車で出掛けられているのを見ています。
最初は、
入院でもしたのかな?
と思ったのですが、数日訪問しても音沙汰なし。
車がずっとあるし、回していた回覧板が何日もポストインしたまま…
なんかおかしい…念のため町内会長さんに報告しておこう。
その後、悪い予感は的中してしまいました……
結果は残念ではありましたが、この経験で学んだことがあります。
- 班長の役目は住民の安否確認にも繋がる
- 町内に目を向けることで、異変に気付くことができる
この様に感じたのです。
私自身、福祉関係の仕事に携わっているため、高齢者の変化は特に気にかけています。
班長はめんどくさいと思ってしまいがちですが、大切な任務ですね。
町内の人を知る機会になる
集金などを通して町内の人と話をするきっかけができる
班長をするまでは、隣近所の方以外はお話する機会がありませんでした。
どんな世代の人が住んでいるんだろう?
小さい子どもは居るのかな?
と、気になりますよね。
正直顔もわからない状態…
家が少し離れているだけで、会うことも挨拶する機会も殆どないのが現状ではないでしょうか。
ですが、班長になったことで関わるきっかけになりました。
昔から住んでいる方から、いろんな情報を聞いたりできて新鮮だったよ。
この様に、班長をすることで町内の関わりを密にするきっかけとなりました。
まとめ
では最後にこの記事をまとめていきます。
- 町内会の班長はめんどくさいことも実際ある(集金や回覧などの仕事)
- 班長を断ることは出来るが、町内会の方針に従う
- 共働きでも仕事や子育てと両立して班長を務めることは可能
- 班長をすると、住民の安否確認や町内の人を知ることができる
以上、我が家が班長を2回経験してきた体験と対策でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。