うちの子リビング学習しているんだけど、そろそろやめてほしいんだよね!
わかる!あまり勉強に集中出来ないし、家族も気を遣うよね。
このようなお悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?
我が家の小学生2人(2年生と4年生)はリビング学習派。
そして、4年生の長女は少しずつ自分の部屋で勉強をするようになってきました。
この記事を読むとわかること
- リビング学習をやめてほしい理由
- 自分の部屋で勉強できない我が子にした対策
- リビング学習はいつまで続けていくのか
- リビング学習をする子に向き不向きはあるのか
今日は、3年以上リビング学習をしている我が子の体験談をお話していきます。
自分の部屋で勉強してもらう為にしてきた対策について具体的にまとめました。
どなたかの参考になると幸いです。
リビング学習をやめてほしい理由
- 家族がゆっくりできない
- 勉強に集中できない
- テーブルや部屋が散らかる
我が家が3年間リビング学習を継続してきて、なぜやめてほしいと思ったのか…
それには3つの理由があります。
もちろんリビング学習には良い面もありますが、だんだんと年数が経つにつれて、
リビング学習やめてくれないかな……
と思うことが増えてきたのも事実です。
ではなぜそのように思ったのか、詳しく説明していきます。
家族がゆっくりできない
子供がリビング学習をしていると、気を遣ってゆっくりできない
子供が勉強をしていると、出来るだけ集中させてあげたいと思いますよね。
そして、本人も勉強に集中したいはず…
ですが、親はリビングでやることがいっぱい!
家事をしなくちゃいけないし、とにかく動き回ることが多いのよ!
ゆっくりテレビも見たいし、音楽を聴きたい時もあるよね~!
このような理由があって、お互いストレスになることも…
部屋があるんだから行ってよ~!
と思ってしまうのはきっと私だけではないはず……
特に家族全員が揃っている時間帯には、自然に会話や雑音が増えますよね。
ですが、これらはどうしても避けては通れません。
なるべく静かにするように努力してはいますが…それにも限界がある。
この様な状況から、リビングに居る家族が肩身の狭い思いをすることが多いのではないでしょうか。
勉強に集中できない
周りの音や兄弟に気を取られて勉強に集中できない
リビングには誘惑がたくさんあります。
最初は集中していても、時間が経つにつれてだんだん他のことに気が散っていく我が子。
その中でも、
- テレビの音がうるさくて気が散る
- 兄弟の声や遊びが気になる
- 家族の行動が気になる
この様に、子どもたちには集中できなくなる要因がたくさんあります。
兄弟がまだ小さい場合は特に制御できないので、気が散る場面が多くなりがちではないでしょうか。
そしてこのような状況が続くと、勉強をしている本人もイライラ。
イライラしてしまうのであれば、お部屋で勉強する方がお互いの為になるのでは?と感じてしまいます。
テーブルや部屋が散らかる
使った学習用具を片付けないため、部屋が散らかる
我が家は二人とも、ダイニングテーブルで勉強をしています。
勉強で使う教科書、ノート、ワーク、筆記用具などがテーブル一面に広がります。
そして、終わった後にすぐ片付けをしないため散らかったままの状態。
ダイニングテーブルは食事をする時にも使用するため、片付いていないと私もイライラしてしまう……
毎日のように、「テーブル片付けて!!」と言っている私。
すぐに片付けるよう習慣づけるのが一番ですが、なかなか思う様にいきません。
「リビング学習する場合には必ず片付けをする」などの約束事を作ることを強くおすすめします。
自分の部屋で勉強できない我が子への対策
- 部屋の環境を整える
- まずは15分部屋で勉強
- 兄弟が勉強の邪魔をしないようにする
- 寂しくならないように時々様子を見に行く
3年間リビング学習を続けてきた我が子に、部屋で勉強してもらえるようにしてきた対策がこちらです。
我が家の場合、リビング学習は学年が上がるにつれてお互いストレスになる事が増えています。
イライラするんだったら、離れて勉強した方が絶対に良い!
そう思いませんか?
そこで、「なぜリビング学習が良いのか?なぜ自分の部屋で勉強できないのか?」を考察…
- 自分の部屋が整っていない
- 一人だと寂しい
- 最初からリビングで勉強しているから
この3点が考えられました。
そこで、この問題を解決するために我が家が取り組んだ対策が以下になります。
部屋の環境を整える
部屋を整えて勉強できる環境を作る
我が家は、部屋があるのに環境が全く整っていませんでした。
そこでまずやったことは、
- 机と椅子を用意
- 学習用具を部屋に揃える
- 子供のお気に入りのお部屋にする
部屋があっても、学習用の机や椅子がないと勉強はできません。
まず机と椅子は簡易的なものを部屋に設置!
我が家は以前リビングで使っていた小さめのテーブルを使用しているよ。
とりあえず、教科書や筆記用具が置けて勉強できれば大丈夫♪
そして、学習用具も部屋ですぐ使えるように用意。
その他には絨毯を敷いたり棚を置いたり、本人に「お部屋が好き」と思ってもらえるような工夫をしました。
自分の部屋で勉強してもらう為の第一歩は、部屋作りをして環境を整えてあげることが大切です。
まずは15分部屋で勉強
短時間から始めて、自分の部屋で勉強できるように自信をつけていく
突然自分の部屋で勉強といっても、環境の変化に子供はなかなかついていけないと思います。
そこでまずは短い時間から慣れてもらうように15分程度から始めました。
その時に意識したことは、
- 自分の部屋で勉強するとメリットがたくさんあることを伝える
- 短時間から少しづつ時間を伸ばし、そのうち部屋で勉強ができる様に長い目で見る
ちなみに、
こんなに良いことが!
ちなみに私はリビングだと全然集中できなくて、部屋で勉強していた!
慣れてくると我が子もあっという間に1時間以上勉強ができるようになりました。
自分の部屋が整ったことが嬉しかったみたいで、初めから15分以上集中して勉強をしていたよ♪
その子に合わせて時間を調整しながら進めていくと良いです。
兄弟が勉強の邪魔をしないようにする
兄弟が遊びたくて勉強の邪魔をするので、部屋に行かないように見守る
我が家の場合は、2年生の長男が姉の部屋に行き勉強の邪魔をします。
遊びたい気持ちもわかるんだけど、勉強に集中させてあげたいよね…
そんな時は長男がお部屋に行かないように、一緒に遊んだりテレビを見ているよ♪
長男の遊びたい気持ちもわかるのですが…
部屋で勉強している時にはできるだけ集中させてあげたいので、邪魔にならないよう対応しています。
寂しくならないように時々様子を見に行く
最初は一人で寂しくなる場合がある為、見に行ってあげると良い
自分の部屋で一人で勉強することに慣れるまでは、時々様子を見に行きました。
今まで皆がいるリビングで勉強していたので、寂しくなる気持ちはわかりますよね。
様子を見に行くと喜んで、勉強の進み具合を教えてくれたよ♪
他にやったことは、
- 今まで通り勉強を見てあげる
- 気分転換に話をする
リビング学習の時と同じ様に、わからない部分を教えたり丸付けをしたり、今までと変わらない対応をしました。
それだけでも子どもの不安が軽減されます。
勉強の合間にたわいもない会話をすると気分転換になるみたい!
初めの頃にこの様な工夫をしておくだけで、「自分の部屋で勉強しても寂しくない」と思ってもらえるのでおすすめです。
リビング学習はいつまで続ける?
結論から言うと、いつまで続けるかはその家庭状況と本人次第です。
なぜなら、
- 自分の部屋を持たずにリビング学習を続けている
- 部屋があってもリビング学習の方がはかどる、集中できる
- 成長と共にリビングから自分の部屋に移動する
この様なパターンがあるからです。
我が家の体験としては、
- 娘の成長と共にリビング学習が集中できなくなってきたこと
- リビングで家族がゆっくり過ごせない
- お互いにイライラすることが増えてきた
上記をきっかけに、リビング学習から自分の部屋で勉強するように徐々に切り替えている段階です。
ご家庭によっていつまでリビング学習を続けるかは違ってきます。
お子さんの状況を見つつ検討していくのが良いですね。
リビング学習に向き不向きはある?
結論から言うと、向き不向きはあるのではないかと思います。
我が子の特徴を例にしてみると…
長女(小学4年生) | 長男(小学2年生) |
寂しがりやではない | 寂しがりや |
一人が好き | 大勢が好き |
勉強が好き | 勉強が嫌い |
集中力あり | 集中力なし |
真逆の二人の特徴から考察したところ、
- 長女の場合は、リビング学習より自分の部屋が向いている
- 長男の場合は、リビング学習が向いている
このような結果になりました。
長男は勉強があまり好きではなく、集中力が続かない…
親がそばにいることで、なんとか勉強しているような部分もあります。
そんな長男には自分の部屋で一人で勉強をさせるよりも近くで見てあげる方法が良いと判断しました。
長女は真逆で一人で黙々と勉強をすることが出来るので、自分の部屋で勉強する方が向いていると判断。
「集中したい!」と思うタイプであれば、断然リビング学習より自分の部屋が良いかもしれませんね。
また、周りの雑音で集中できないなどの弊害が出てくると、リビング学習は難しくなっていくのも感じました。
個々の成長と共に変化していくと思いますので、向き不向きにとらわれずその時の状況で判断するのが良いかもしれません。
まとめ
- リビング学習をやめてほしい理由は、本人も勉強に集中できず家族も気を遣うから
- 自分の部屋で勉強できない我が子に環境を整え、短時間から部屋で勉強できるように対策をした
- リビング学習は家庭の状況や本人の意思によっていつまで続けるか検討が必要
- 我が子を考えると、リビング学習をする子に向き不向きはあると感じる
我が家の体験談から、このようなまとめとなりました。
少しでもみなさまの参考になると嬉しいです。